(11/28)官房長官「たばこの増税も検討課題」
福田康夫官房長官は28日午前の記者会見で、公明党の神崎武法代表が2003年度税制改正に関し、たばこ税の増税を先行減税の財源とすべき、との考えを示したことについて、「たばこの増税も検討課題ということは言えると思う」と述べ、自民党税制調査会などで議論されることになる、との見通しを示した。
福田長官は「可能性があるかないか、もうじき決めなければいけないことなので、あまり可能性が高いとか低いとかいうような言い方が適当なのかどうか、そういうことを言っている状況かどうか分からない」としながらも、たばこの増税が検討課題になることは認めた。そのうえで「(たばこの増税も)いい、悪い両方意見があるので、そういう意見をよく聞いたうえで最終決定しなければいけない。これから党の税調の方でもその議論が戦わされることになると思っている」と今後の見通しを語った。