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「気分転換に髪をバッサリ切ったら、『人生長いんだから』とアドバイスされた｣(24歳・航空関連)くらいだと、女性の気持ちもわからんではないけど、男だって冷や冷やものの会話なのだ。

　明らかな親切でさえ、逆切れが返ってくる。

「下りエスカレーターに乗っているとき、反対側の上りエスカレーターに乗っている男性から『ジーンズのチャックが開いてますよ！』と指摘された。実際に閉め忘れていたのだが、腹が立った｣(38歳･パート)

　その怒りは、己への怒りではないか。それさえ引き受けるのが、男の役目だというなら、ジェントル道は険し過ぎる。

「階段を急いで駆け上がっているときに、下の階の上司から『おい、パンツ見えるぞ！』と大声で言われた。『じゃ あ、何色ですか？』と私が聞き返したら、『うーん……ピンク！』と上司。しかし、全く違う色だったので、『大丈夫。見えてません！』と私。それでも『でも 見えるぞ！』としつこかった。席に戻ったら、そのフロア全体に聞こえてたそうで、皆に『何色？』と聞かれた｣(39歳･主婦)

　まあ、単なるセクハラだと思いますけどね。

【惨劇編】心持ちもいいし、ありがたい。でも、結果は悲惨な親切

　事がスムーズに運んでいればきっと感謝されただろうに、トホホな結果に終わったばかりに女性に深〜く恨まれることも。こっちはよかれと思ってやったのに……（泣）。でも、確かに笑えない悲惨な体験がアンケートで集まった。

「PCの調子がおかしくて困っていると、コンピューターに強い先輩が見てくれた。が、途中から『何だよこれ、意味わかんねえよ』とブツブツ文句を言い出し、最終的にPCをガシャン!!　電源さえ入らなくなった」（24歳・専業主婦）

「風の強い日にはがきを代わりに投函してくれるというので、同僚男性に頼んだ。しかし、帰ってくるなり『風に全部飛ばされてしまった』」（32歳・専業主婦）

　パソコンでキレた先輩はともかく、強風はもう不運としかいいようがない（まあ、不注意ではあったろうが）。男性側に悪気はなかった分、女性も怒りのぶつけどころがなさそうだ。そして、さらにカワイソウな話も……。

「みんなで食事をした帰りに、車で送ってくれるという友達がいた。あまりにしつこいので乗ると、停車中の車に助手席側が激突。私は入院し松葉杖生活に。乗った自分も悪いけど、彼が見舞いに来る度、腹が立った」（27歳・専業主婦）

　この男性は、ほかにもやらかしている。